道路舗装の構造とは?

query_builder 2024/09/15
コラム
44

車で快適に走行するには欠かせない道路ですが、その構造についてご存じでしょうか。
私たちが普段目にするのは表面のアスファルトだけですが、実は4つの層でできています。
この記事では、道路舗装の構造についてご紹介します。


▼道路舗装の構造
道路舗装は、下から順番に路床・路盤・基層・表層の構造で作られています。
それぞれ詳しく解説します。
■路床
一番下にある砂の層であり、道路の土台です。
砂を締め固めることで強度や密度を保ち、通行する車両の荷重に耐えられるようにしています。
■路盤
特に重要とされているのが路盤です。
荷重を均等に分散させて最下層の路床に伝える役割があるため、路床と同様にしっかりと締め固める必要があります。
この工程が不十分だと路盤の密度が不均一になり、道路が陥没したり凸凹が発生したりするのです。
■基層
路盤の上にあるのが、アスファルトでできた基層です。
一般的に骨材とアスファルトを混ぜた、アスファルト合材と呼ばれる材料が使われています。
一番上の表層をきれいに仕上げるために必要なため、適切な重機で均一にしなければなりません。
■基層
普段、目にする機会が多いのが表層です。
基層と同様にアスファルト合材でできていますが、より粒度の細かい材料が使われています。
車両が快適に走行できるように、また自転車や歩行者が安全に通行できるように、平坦に施工されます。


▼まとめ
道路は、路床・路盤・基層・基層の4層構造で成り立っています。
それぞれ重要な役割を担っているため、どれも欠かせない層だと言えるでしょう。
群馬にある『有限会社OHKI』では、土木工事全般から道路工事や外交工事などを承っております。
知識と経験が豊富なスタッフが施工いたしますので、土木工事の依頼先をお探しなら気軽にご相談ください。

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