路盤築造工事の手順とは?
路盤築造工事は、道路の安定性と耐久性を保つために行う、道路の基礎部分を造る工事です。
普段目にする機会が少ない道路の基礎部分ですが、どのような工事が行われているのでしょうか。
今回の記事では、路盤築造工事の手順を詳しく説明します。
▼路盤築造工事の手順
①路床工事
路盤築造工事の第一段階は、路床の築造です。
路床は道路の基礎であり、砂を主成分とする層です。
専用の砂を敷き詰め、ブルドーザーやモーターグレーダーなどの整地作業用重機で均一に締め固めます。
②下層路盤工事
路床工事が完了したら、次は下層路盤の築造です。
下層路盤は路床の上に形成される層で、クラッシャーラン(切り込み砕石)と呼ばれる砕石を使用します。
クラッシャーランを路床の上に敷き詰め、転圧機で平坦に締め固めます。
③上層路盤工事
次は下層路盤工事の上に、上層路盤工事を行います。
上層路盤では、粒度調整路盤と呼ばれる路盤材が使用されるのが特徴です。
粒度調整路盤は砕石の粒度を均一にし、隙間を少なくして強度を高めるのに役立ちます。
この材料を下層路盤と同様に敷き詰め、締め固めていくのです。
十分に締め固めて耐久性や安全性などに問題がなければ、路盤築造工事は完了となります。
▼まとめ
路盤築造工事の手順は、以下の通りです。
①路床工事
②下層路盤工事
③上層路盤工事
基礎部分から丁寧に築造することで、安全で耐久性のある道路になるのです。
群馬県の『有限会社OHKI』では、路盤築造工事や土木工事などを行っております。
お客様のニーズに応えるべく、幅広い工事に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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